生命保険の中で、おそらく一番加入者が多いのが定期保険です。
定期保険とは、ある一定の期間にのみ保障がなされるという保険です。
つまり、契約期間中に保険の対象となる事態が起こった場合は、保険金が支払われるという保険です。
一生面倒を見てくれるというわけではなく、あくまで契約期間のみということになります。
通常は、60歳まで、65歳まで、70歳までなどという区切りのいい数字までの定期で保険加入が行われます。
この定期保険の特徴は、保険料が安いということです。
保障としては不完全なので、その分保険料が安くなるのですね。
その為、加入しやすい保険ではあります。
期間内であれば、十分な金額の保険金をもらえるので、たとえば仕事をしている間はしっかり保険をかけておきたいという人にはお勧めです。
定期保険は、いくつかのタイプに分類されます。
まず、ずっと保険料の変わらない「定額タイプ」ですね。
当然保険金も変化ありません。
この他に、「逓減定期保険」というタイプがあります。
このタイプは、年齢が進むにつれ、保険金が下がっていきます。
逆に、年齢が加算されるにつれて保険金が増えていく「逓増定期保険」というタイプもあります。
こういった生命保険の定期保険では、見直し事例がかなり多く見られます。
というのも、定期保険の場合、まずどこかで一度保険が切れるからです。
その切れたときが、そのまま見直しのタイミングとなります。
切れたあとに再び加入する事例、別の会社に乗り換える事例、もう加入しない事例など、様々な見直し方法が見受けられます。
それは、生命保険に対しての考えの変遷、収入の変化など、各家庭それぞれの理由があっての事です。
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